トイトレにおすすめの絵本7選|身に付けるコツもも紹介します

「トイレいや!」「オムツがいい!」と、子どもがなかなかトイレに行ってくれない…。
そんな時に親の強い味方になるのが「トイレトレーニング絵本」です。
この記事では、トイレトレーニングにおすすめの絵本7選をご紹介します。
トイレトレーニングにおすすめの絵本7選【親子で笑顔になる】
ノンタン おしっこしーしー(偕成社/キヨノサチコ)
- トイレトレの定番人気絵本
- 短くリズム感のある文章で真似しやすい
→ ノンタンが「しーしー」とトイレに行く姿を描いたシリーズの代表作。繰り返しのフレーズが楽しく、読みながら子どもも自然と「しーしー!」と声に出します。トイレへの抵抗が強い時期でも、この本を読んだ後は「ノンタンみたいに行ってみようかな」と気持ちを動かしてくれます。
みんなうんち(福音館書店/五味太郎)
- 動物も人も「みんなする」ことを伝える
- 恥ずかしさをやわらげ、自然に受け入れられる
→ ゾウやウマなど動物たちが次々に登場し、最後に「人間も同じ」と結びます。シンプルながら奥深い一冊。「うんちって当たり前なんだ!」と感じることで、子どもが「恥ずかしい」「嫌だ」という気持ちをやわらげ、トイレ習慣への第一歩につながります。
トイレいけるかな(ポプラ社/いしかわこうじ)
- 人気「できるかなシリーズ」のトイレ版
- 乳幼児でも理解できる短い文と大きな絵
→ 「ズボンをおろして、すわって…」とトイレの流れをやさしく描いた作品。絵がシンプルなので1歳前後から導入できます。「トイレってこうするんだ」とイメージしやすく、初めてトイレに挑戦する親子にぴったりです。
ひとりでうんちできるかな(偕成社/きむらゆういち)
- 「ひとりでできた!」を応援するストーリー
- 自立を促したい時期に最適
→ 子どもが自分でトイレに行き、最後には「できた!」と喜ぶ物語。子どもの「ひとりでやりたい!」という気持ちを刺激してくれます。読みながら「○○ちゃんもできそうだね」と声をかければ、自然と挑戦心が芽生えます。
おむつのなか、みせてみせて!(ポプラ社/ヒド・ファン・ヘネヒテン)
- 動物たちのおむつをのぞく仕掛け絵本
- おむつからトイレへの移行をスムーズに
→ 動物たちが次々に自分のおむつを見せ合い、最後に「みんなトイレに行ってるんだよ」と気づく展開。子どもはめくる仕掛けに夢中になりながら「おむつ卒業」に前向きになります。
うんちがぽとん(童心社/わらべきみか)
- 擬音で楽しく表現したわかりやすい絵本
- 「トイレで出すイメージ」を自然に学べる
→ 「ぽとん!」というシンプルな擬音が子どもに大ウケ。短いストーリーなので0歳後半から楽しめます。トイレで排泄する流れを遊びながらイメージできるのがポイント。
おしっこちょっぴりもれたろう(PHP研究所/ヨシタケシンスケ)
- 失敗を笑いに変えるユーモラスな作品
- 「失敗しても大丈夫」という安心感を与える
→ ちょっぴりもれてしまう「あるある」を、明るく描いた一冊。親も子も笑いながら「失敗してもいいんだ」と前向きな気持ちになれます。トイレにプレッシャーを感じやすい子におすすめ。
トイトレ絵本の選び方【年齢別にチェック】
導入期(1〜2歳)
- 短い文・繰り返しが多い絵本
- 『ノンタン おしっこしーしー』『トイレいけるかな』
中期(2〜3歳)
- 成功体験や前向きなストーリー
- 『ひとりでうんちできるかな』
後期(3〜4歳)
- 失敗や心の葛藤も描かれる作品
- 『おしっこちょっぴりもれたろう』
トイレ習慣を身につけるためのポイント🚽
- トイレに座る習慣から
最初は出なくてもOK。絵本を読みながら座るだけで「トイレは怖くない」と思わせられます。 - 成功体験を積ませる
出せたときにはたくさん褒める。『トイレでうんちできたよ』のような成功物語を読んでイメージを強化。 - 失敗しても安心させる
『おしっこちょっぴりもれたろう』のように「失敗も大丈夫」と伝えることで、トイレに前向きでいられます。
読み聞かせの工夫✨
- トイレの前に読む:直後に実践につなげやすい
- 親子で真似っこ:「しーしー!」「ぽとん!」と声に出すと楽しい
- 習慣化アイテムにする:毎晩寝る前にトイレ絵本を読む → 習慣が自然に定着
まとめ|トイレ絵本で“いやいや期”を笑顔に変えよう

トイレトレーニングは、子どもの成長に欠かせない大切な一歩。
けれど「いや!」と拒否されたり、失敗を繰り返したりで親もストレスになりがちです。
そんな時こそ絵本の楽しいストーリーやユーモラスなキャラクターが、子どもの気持ちをやわらげてくれます。