男性育休を2ヶ月とった感想【メリット、デメリット、給料など】
「男性育休(育児休業)とったことある人いる?」
「男性育休って何ヶ月くらいが多いの?」
「育休中のお給料ってどうなるの?」
そんなギモンをお持ちの方に向けた記事です。
僕自身、子供が産まれた直後から2ヶ月の間、育休(育児休業)をとりました。
育児休暇とは、子どもを養育する労働者が、育児のために取得する休暇を指します。
育児休暇は、法律の適用外であるため、給付金制度などはありません。-中略-
育児休業とは、育児・介護休業法に基づいて取得する、育児のための休業制度で、いわゆる「育休」を指します。
引用元:育休中は給与の約7割の手当が支給!給付金制度や年末調整についても解説 | 労務SEARCH (officestation.jp)
妻は里帰りしてません。
なので、夫婦2人での育児になります。
妻は現在は専業主婦をしてくれています。
そんな僕が、男性で育休(育児休業)を2ヶ月取得した感想やら感じたメリットやらを書いてみます。
男性育休(育児休業)を2ヶ月とった感想
男性育休(育児休業)を2ヶ月いただきました。
感想としては、
「家事もやれたので、妻の負担も少しは軽減できたかな?」
「仕事からも少し解放されて気分転換にもなったな」
という感じです。
あと、産まれる前に、パパママ教室に参加したのですが、
参加していた他のパパさん(4人が4人とも)、育休を取る方たちだったので、
「男性の育休も浸透してきてるんだな」と感じたとともに、少し驚きました。
男性の育休(育児休業)の期間の平均は?
男性の育休(育児休業)の期間は、第1子でも「1ヶ月以上」が42%みたいです。
育休取得期間は、第1子誕生時は1週間以内が29.8%、2~3週間が27.9%、1カ月以上が42.2%であったのに対し、第2子誕生時は1週間以内が31.3%、2~3週間が15.8%、1カ月以上が52.8%だった。
引用元:男性の育休取得、第一子誕生時の平均取得期間は?「1週間以内」が3割、「1か月以上」は?|@DIME アットダイム
僕も第1子でしたが、2ヶ月の育児休業をもらいました。
自分の会社の知り合いの中には、1週間が1名、2ヶ月が1名、6ヶ月が1名でした。
でも、いずれもみなさん第2子が産まれたときに取得されていました。
男性が育休(育児休業)をとるメリット、デメリット
男性が育休(育児休業)をとるメリット、デメリットを僕個人の判断で列挙してみます。
男性が育休(育児休業)をとるメリット
・子供の成長がちゃんと観察できる
・仕事から離れられて少しリフレッシュできる
男性育休のメリットはこんな感じがします。
気を付けないといけないのは、
「育児休業を取る=良い夫」ではなくて、
「家事や育児をする=良い夫」である、
という点を間違わないようにしないといけないです。
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男性が育休(育児休業)をとるデメリット
・夫婦関係がうまくいくか不安
・会社や職場に迷惑をかける(可能性がある)
という感じです。
お給料に関しては、次の項で詳しく書きますが、育児休業中は会社からは給料は出ませんでした。
代わりに、雇用保険から6~7割くらい補填されます。
あと、育児休業を取ってずっと家に居るので、夫婦の会話も減ってきます。
ご両親や親せきが来て下さると、妻も「話し相手ができてよかった」という感じになるみたいです。
男性育児休暇のデメリットの3つ目は会社に迷惑をかける(可能性がある)ということ。
女性でも同じかもしれませんが、やはりまだ男性の方が育児で休む可能性は低いと考えて頭数に入れられています。
ちなみに、僕も育児休暇の申請をした時、部署長(50代)にちょっとだけ嫌味を言われました。
時代も違いますし、嫌味の一つも言いたくなるだろうと思うので、「〇〇さん、またまた~。そんな事言わないでくださいよ~。」みたいな感じで返しておきましたが。
育児休業中の給料は?
育児休業中の給料をもらえるかどうかは、会社によりけりですが、基本は無給(給料なし)です。
自分の会社も育児休業中は「無給」でした。
なので、育児休業中は、雇用保険から手当をもらうことになります。
Q7 育児休業給付の受給できる額は、例えば1か月でどの程度もらえるのか、だいたいの金額を教えてください。
「休業開始時賃金日額(※2)×支給日数(※3)×67%(ただし、育児休業の開始から6か月経過後は50%)」により、算出します。
育児休業中は、もらっていたお給料のだいたい3分の2はもらえるという事です。
ただ、多分ですが、そこから税金が引かれるので、最終的には元々のお給料の半分くらいになるっぽいです。
それでも、お金をいただけるだけ、ありがたいですけどね。
あと、育児休業給付金の手続きは、よっぽど、会社側が行ってくれるので安心です。
Q6 育児休業給付の支給申請は、育児休業を取得している被保険者が行うのでしょうか。
育児休業給付の申請手続は、原則として、事業主を経由して行う必要があります。
男性が育休(育児休業)をとるためにやっておくべき事【結論:周囲や上司への根回しです】
男性が育休(育児休業)をとるためには、「根回し」をしておくべきです。
制度や権利としては、男性でも育児休業はとれます。
(むしろ取らせてくれなければ違法です)
でも、男性の育児休業はまだ浸透しきっていません。
というか、上司はまだ40~50代なので(時代的に)賛成してくれにくいです。
そのため、男性育休を取得したいと思ったら、まず直属の上司に“お伺い”を立てておくべきです。
そして、なんなら、更に上の上司に「うちの部署長は理解があって良い上司です」とかって、裏で褒めておけば、回り回って自分の直の上司の耳に入り、気分を良くしてくれて、育児休業の申請を気持ちよく通してくれます。
なので、男性の育児休業を取りたければ、前々から(半年くらい前から)根回ししておくのがオススメです。
男性育休(育児休業)を2ヶ月取得してみたまとめ
- 第1子でも第2子でも、男性育休を1ヶ月以上とっている人が割と居る(約40%)
- 男性育休のメリットは「妻の負担軽減」「子供の成長がみられる」「少しリフレッシュできる」です
- 男性育休を取得するなら、半年くらい前から上司への根回しをしておくのが良い