アトピーの僕がキズパワーパッドの効果を検証してみた【ビフォアフ写真あり】
僕はアトピー持ちで、夜、手が痒くて、掻いて傷をつけてしまう時があります。
そんな時は「キズパワーパッド」で保護しています。
キズパワーパッドは、貼った瞬間から痛みが減るし、何よりも水やアルコールも、沁(し)みません。
最近はコロナ禍で、アルコール消毒することが多いので、アトピーの僕にとって、キズパワーパッドはスーパーヒーローです。
キズパワーパッドと出会って4~5年経ちますが、これまで少なくとも100枚(いやそれ以上)は使いました。
今回は、そんなキズパワーパッドちゃんの効果を検証してみました。
写真付きなので、掻き傷の画像など、閲覧注意ではありますが、ご興味のある方はぜひ読み進めていってください。
アトピーの僕がキズパワーパッドの効果を検証してみた【写真付き】
キズパワーパッドの効果を検証してみました。
僕は、アトピーがあり、夜中に手を掻いたりして、傷を作ってしまう事が時々あります。
最近のコロナ禍でのアルコール消毒は、そんな掻き傷にとって、しみてしまって激痛です。
キズパワーパッドは、その辛い痛みを無くしてくれるヒーローです。
ある日、小指に掻き傷を作ってしまったので、キズパワーパッドの効果を検証してみました。
経過写真付きなので、傷も写っていますので、閲覧注意でお願いします。(そんなに血は出ていません)
効果の検証その1(左手の小指)
左手の小指の第一関節あたりに、掻き傷を作ってしまいました。
別アングル↓
これくらいの傷でも、アルコール消毒なんてめちゃくちゃ沁(し)みます。
ここに、キズパワーパッドを貼っていきます。
今回は「キズパワーパッド水仕事用」を使います。
これには、ブーメランのような形のキズパワーパッドが10枚入っています。
中を開けるとこんな感じです↓
だいたい6cmくらいの長さですね。
それを、傷が、真ん中に来るようにして貼ります。
そのままグルッと1周させます↓
綺麗に貼れました。
これで、水もアルコール消毒も全く沁(し)みません。
ここから、時間をおってみていきます。
まず、約3時間後がこちら↓です。
傷の大きさにもよりますが、時間が経つと、傷から血液や浸出液が出てきます。
体液とキズパワーパッドの成分とが反応して、ジェル状に、プックリ膨らんできます。
次は、貼ってから約6時間後の写真↓です。
貼って3時間後と比べると、更に白くプックリ膨らんできています。
時間経過とともに、血液や浸出液が少しずつ出ているという事ですね。
そして、貼ってから12時間後が下の写真です↓
更に更に、白くプックリ膨らんだ部分が大きくなりましたね。
このまま、この日は、剥がさずに夜寝ました。
そして、次の日の写真がこちらです↓
白く膨らんでいる所がくっついて、大きくぼんやりしてます。
周辺も剥がれかけて、汚れてきました。
ここから、更に数時間が経過してから、剥がしてみることにしました。
剥がした後の写真がこちらです↓
傷が大分綺麗になっていますね。
最初の写真と比べてみるとこんな感じです↓
別アングルだと、こんな感じです↓
若干ピンボケしてしまっていますが、赤く傷になっている所が減っているのが分かると思います。
ここまで来ると、水やアルコール消毒でも沁(し)みません。
キズパワーパッドを貼ってから剥がすまで、大体30時間くらい経過していました。
これなら、追加でもう一度貼ることもなく、あとは自然治癒的に治っていくレベルですので、放置で大丈夫です。
効果の検証その2(右手の小指)
実は、同じ日に、左手と同様に右手の小指にも掻き傷を作ってしまいました。
左手に比べて右手の方が広範囲の傷になってしまいました。
↑このくらいの傷の範囲だと、グルッと1周巻くように貼ることは難しいです。
なので、傷全体がカバー出来るように、斜めに貼ることにしました↓
斜めに貼ると、グルッと1周巻くのと比べて剥がれやすくなってしまいます。
でも、傷全体をカバーした方が辛くないので、これで良いです。
右手の小指に貼って約3時間後の写真です↓
左手の小指と同様に、浸出液が反応して、白くプックリと膨らんできています。
手のひら側は、やはり少し剥がれかけています↓
ちなみに、僕は仕事がら、手洗いやアルコール消毒を頻回に行います。
「貼った後→3時間後」までの写真の間に、10回以上のアルコール消毒と3回程度の流水の手洗いを行っています。
逆に言えば、10回以上のアルコール消毒と3回程度の手洗いを行っても、この程度しか剥がれていないので、やはりキズパワーパッドは「優秀だな」と思います。
貼ってから約6時間後の写真です↓
左手の小指の傷よりも範囲が大きいので、6時間後でも既に、白くプックリしている部分が大きいです。
別アングル(指を曲げた状態)↓
手のひら側の写真です↓
3時間後に比べると、手のひら側はどんどん剥がれてきてしまっています。
12時間後の写真です↓
手のひら側は、12時間も経つと大分剥がれてしまいました↓
なので、まだ12時間しか経っていませんが、外してみることにしました。
剥がした後の写真がこちら↓です
別アングル↓
若干、写真の色合いが違ってしまったので、分かりづらいかもしれませんが、傷自体はほとんど塞がりました。
ビフォーアフターで比べてみました↓
別アングル↓
ここまでこれば、ほとんど水は沁(し)みません。
アルコールだと少しは沁みます。
でも、たった12時間でここまで治ってしまうのですから、キズパワーパッドの力は凄いです。
以上、ここまでがキズパワーパッドの効果検証の写真でした。
キズパワーパッドの張り替えは「1~2日」が良い
キズパワーパッドのホームページには「2〜3日に1度は傷の状態を確認してください」と記載されています。
最低2、3日に1回はキズを観察し、感染を示す症状(キズ口の周りが赤くなっていたり、ズキズキした痛みが続いたり、膿を持っていたり、熱や腫れなどの異常)がないことをはがして確認した後に、貼り替えてください。
ただ、上の項でご紹介したように、指の周りをグルッと1周できれば長持ちしますが、1周させずに貼ると、フチが剥がれやすく、2~3日も持ちません。
なので、個人的には、キズパワーパッドの張り替えどきは「1~2日」だと感じています。
仮に、剥がれてこなくても、周辺が汚れてきますし、また傷の大きさによっては、中のジュクジュク(体液)がはみ出てくることもあります。
そうなったら、1日経ってなかったとしても、張り替えた方が、傷の治りは速いです。
キズパワーパッドを上手に貼るコツ(注意点)
キズパワーパッドを上手に貼るコツ(注意点)は以下4点です。
- 傷を流水でしっかり洗う
- 水分をしっかり拭き取る
- できたらグルッと1周巻く
- ギュッと強く巻き過ぎない
キズパワーパッドは、普通の絆創膏よりも値段が高いので、極力長持ちさせたいです。
なので、上の4つのコツは覚えておいても損はないと思います。
傷がジュクジュクした状態だと、すぐに血液や浸出液が出てくるので、キズパワーパッドが浮いてきてしまいます。
しっかりと流水で洗い流し、清潔なタオルやティッシュで水分をしっかり拭き取りましょう。
また、キズパワーパッドを貼る前は、軟膏やハンドクリームなどは使用してはいけません。
軟膏やクリームを塗ると、キズパワーパッドが傷口にしっかり密着してくれず、効果が発揮されません。
しかも、すぐ剥がれてしまい、無駄になってしまいます。
貼る前は、流水で洗ってしっかり水分を拭き取る。これは鉄則です。
また、効果を発揮したいからと言って、あまりギュッと強く巻きすぎると、うっ血してしまうので注意です。
適度な強さで巻いて、血流が途絶えないようにしましょう。
キズパワーパッドの値段
キズパワーパッドは割と高いです。
定価だと税込みで800円を超えます。
ただ、個人的には、スギ薬局がオススメです。
スギ薬局は土日だと、キズパワーパッドが700円代で売っているときがあります。
(僕は中部地方在住のため、スギ薬局は割とありますが、スギ薬局は関西~関東エリアの展開なのですかね。知りませんでした。)
>店舗をさがす|スギ薬局グループ お客様サイト (sugi-net.jp)
あと、まとめ買いするなら、ネットの方がお得ですね。
僕は最近は月2~3枚しか使いませんが、手が荒れるやすい時は結構使います。
そういう時は、ネットで2~3箱(20~30枚)まとめて買っても良いなと思いました。
キズパワーパッドのまとめ
- キズパワーパッドは傷を早く治します
- 使用前は流水で洗い、水分を拭き取ってから貼りましょう
- 指先の場合は、1周巻くように貼ると剥がれにくいです
- ただし、あまりキツく巻くとうっ血するので注意です
アトピーの僕は、ひっかき傷をよく作ります。
また、冬は乾燥して指にひび割れも出来やすいです。
キズパワーパッドは割と高価なので、沢山は使えませんが、水仕事やアルコール消毒が沁(し)みて辛いときに、とってもオススメです。
ぜひみなさんにも、キズパワーパッドの優秀さを味わっていただきたいなと思います。
この記事が、みなさんの参考になれば幸いです。
そして、キズパワーパッドを開発してくださったジョンソンエンドジョンソン様、本当にありがとうございました。
キズパワーパッドは、アトピーの僕にとって「スーパーヒーロー」です。
あ、でも、そういえば、僕にとってもう一人(一つ)ヒーローがいました。
それは、「洗濯マグちゃん」という洗濯用のマグネシウムです。
もしよろしければ「アトピーの僕が”洗たくマグちゃん”を使ったら痒みがひいた話」の記事も読んでみてください。