不妊治療は何から始める?ステップアップについても【体験談込み】
「不妊治療って何から始めればいいの?」
「タイミング法をやったけど、子供ができないなら、病院行くべき?」
そんな疑問をお持ちの方に向けた記事です。
僕は、男性不妊で、顕微授精(けんびじゅせい)までやりました。
顕微授精は、顕微鏡を使って、受精させて、そしてその受精卵を母体は戻すという方法です。
5回目の移植で無事着床し、今、妻は妊娠9ヶ月に入ろうとしています。
なので、その経験を基に、自分の分かる範囲で、
「不妊治療のステップアップのこと」
を体験談を交えつつ、お伝えしてみます。
妻と共に、色々と調べながら色々と経験したので、全くの素人よりは知識はあるかな?って感じです。
とはいえ、医者や専門家じゃないので、全てを鵜呑みにしないでください。
・33歳で不妊症(精子の運動率が低い)と診断された
・タイミング法→人工受精→顕微授精へとステップアップ
・顕微授精後、5回目の移植で無事にこどもを授かることができた
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不妊治療の種類とステップアップ
不妊治療は、ステップがあります。
- タイミング法
- 人工受精
- 体外受精
- 顕微授精(けんびじゅせい)
不妊治療は、大きく分けてこの4段階です。
2から下は、病院での治療になります。
ちなみに僕は、精子の質が悪過ぎて、4つ目の「顕微授精」しか手がないと言われました。
引用元:顕微授精・体外受精|ルナルナ
精子検査で、精子に問題があった方は「精子の質や運動率を上げるために【気を付けるべき9つの生活習慣】 | kasoku009’s雑記ブログ」の記事を参考にしてみてください。
タイミング法
まずは、排卵のタイミングに合わせて、性交して、受精するのを祈ります。
排卵のタイミングは、排卵チェッカーで確認できます。
排卵チェッカーは、ドラッグストアなどでも購入可能です。
タイミング法を試してだめなら、以降は病院に行くしかありません。
タイミング法は、インターネットなどには「6回試してダメなら」と書かれていますが、6回分の月日(6ヶ月)が勿体ないと思えば、1〜2回試したダメなら病院に行くのも普通にアリです。
人工受精
人工受精は、男性が出した精子を医師の手によって管を使って、膣の中に入れる(中に出す)という方法です。
性交と同じような形なので、結局は精子の力(運動率とか精子の量)に左右されます。
体外授精
体外授精は、女性の体から卵子を取り出して(採卵という)、その卵子の入れ物に、精子を入れて、受精してくれるのを待つという方法です。
体外受精ともなると、卵子を取り出さないといけないので、人工受精よりも女性への負担がグッと大きくなります。
男が射精するのとは訳が違いますから、結構大変です。
そして、卵子の中に精子を注入する訳ではないので、結局これもまた精子の質(運動率や精子の量)が良くないといけません。
顕微授精(けんびじゅせい)
顕微授精は、女性から取り出した卵子に、直接、精子を1匹注入して、強制的に受精卵を作るという方法です。
不妊治療の中で最高峰の治療といえます。
顕微鏡を使って、授精させることから、顕微授精というのだと思います。
僕は、精子の質が悪かったので、この顕微授精によって、直接的に卵子の中に精子を入れる方法しか、手がありませんでした。
受精卵が全て着床する訳ではない
当たり前の事ですが、受精卵ができたとしてもらちゃんと着床して、妊娠できるかどうかは、分かりません。
体外授精や顕微授精によって、受精卵ができ、その受精卵を母体へ戻し(移植し)ても、着床しない事は大いにあります。
僕たちも、5回目の移植でようやく着床し、妊娠できました。
それまでの4回の移植は「着床しなかった」ことになるのですが、着床したかしなかったか、尿検査の結果を聞くのが毎回怖かったです。
不妊治療、それぞれの流れ
不妊治療の種類は、先程お伝えしました。
今度は、それぞれの不妊治療の流れを大まかにお伝えしようと思います。
タイミング法の流れ
まず、タイミング法は、排卵のタイミングに合わせて性交するだけです。
排卵の前後3日間すると良いです。
人工受精の流れ
人工受精は、男性が精子を提出し、2時間以内にその精子を膣の中に注入してもらいます。
確か、注入した後は少し安静だったかと思います。
体外受精、顕微授精の流れ
体外受精と顕微授精は、まず、飲み薬や注射を使って、卵子を多く作るようにコントロールします。
その後、排卵日の前に、卵巣から卵子を採り出す処置(採卵)を受けます。
卵子は、沢山採れる事もあれば、1つも採れない事もあります。
沢山採れたとしても、質が悪いという事もあります。
僕たちの場合は、1回目の採卵で8個採れましたが、受精卵が8個とも全てが成長した訳ではなかったので、もう一度採卵しました。
(もう一度、妻に採卵を頑張ってもらいました。)
そして、採り出した卵子に、精子を入れて、受精卵を作ります。
受精卵も、全てが成長する(細胞分裂が上手く行く)訳ではないので、安心はできません。
無事成長した受精卵を、母体は戻します。
受精卵を戻して(移植して)数日後に、ちゃんと着床しているか、検査してもらいます。
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不妊治療の前に、まずは男性が検査すべし
妻の卵管通水検査と夫の精子検査どっちが先?【答えは精子検査が先】の記事でも書いたのですが、不妊治療の前に、とにかくまず、男性(夫)が精子の検査を受けるべきです。
女性側に問題があってもなくても、精子の質が悪かったら、僕たちのように、体外受精や顕微授精をするしかないからです。
せっかく痛い思いをして、卵管通水検査(卵管という精子の通り道が狭くないか)を受けても、意味がなくなってしまうので、とにかく精子の検査をます
まとめ
- タイミング法を試してダメなら病院へ行くべし
- 女性の検査よりも、とにかく男性が精子の検査を受けるべし
不妊治療は、心も体も大変です。
喧嘩も増えると思います。
今は珍しいことでもなくなったので、友達とかに喋ってみて、愚痴をこぼすのが良いかもしれません
ただ、親世代に相談すると、時代が違うからか、心無い言葉を言われたり、お門違いな事を言ってきたりするので、気を付けましょう。
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