妻の卵管通水検査と夫の精子検査どっち先?【答えは精子検査が先】
「卵管通水検査」と「精子検査」はどちらを先にすべきか。
答えは、「夫の精子検査が先の方が良い」です。
不妊治療を本格的に始める前に、妻が卵管通水検査を受けてくれました。
・33歳で不妊症(精子の運動率が低い)と診断された
・タイミング法→人工受精→顕微授精へとステップアップ
・顕微授精後、5回目の移植で無事にこどもを授かることができた
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通水検査とは
生理食塩水が左右の卵管にスム-ズに入っていくかによって、卵管の通りを評価する検査です。
生理食塩水を流して、卵子の通り道である「卵管」が詰まったりしていないか、を診る検査です。
卵管が詰まったりしておらず、ちゃんと卵子が通ってきてくれるのなら、性交渉をした時に、受精する事が可能だという事になります。
僕が精子の検査をする前に、妻が先にこの「卵管通水検査」を受けてくれました。
でも、それから1年ほど経って、妻と冷静に話をしていたら、「女性側が卵管通水検査を受ける前に、男性側が精子検査を先に受けるべきだったね」という話になりました。
理由は「仮に、男性不妊があって、体外受精か顕微受精が必要ならば、卵管通水検査をする必要がないから」です。
卵管通水検査は、とっても痛いみたいです。
そして、卵管造影検査になると、更にもっと痛いみたいです。
僕の妻も、卵管通水検査を、とっても痛い思いをしながら受けてくれました。
でも、その後に僕が精子検査を受けたら、男性不妊でした。
精子検査の結果、精子の運動率が悪かったので、子供を作るためには、「顕微授精」という体外受精をするしか手段がありません。
顕微授精は、卵巣から取り出した卵子に直接針を刺して、精子を注入し、人工で受精した卵子(受精卵)を、再び母体へ戻すという治療です。
引用元:顕微授精・体外受精|ルナルナ
顕微授精では、授精させる卵子を取り出す時、お腹に針を刺して、卵子を取り出すので、卵管の通りが良くても悪くても、関係がないのです。
僕が不妊症だったので、わざわざ妻が痛い思いをし、労力、時間、お金を使った意味が無くなってしまったのでした。
なので、妊娠を目指して、卵管通水検査を妻が受ける前に、夫がまず精子検査を受けるべきだ、という結論に至ったのです。
これは、卵管通水検査を希望した人に対して、もっと婦人科やレディースクリニックから、提案した方が良いのではないかと思いました。
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男性不妊は4割、でも夫に検査を勧めにくい?
男性不妊は4割と言われています。
女性の不妊症が4割、男性の不妊症が4割、オーバーラップする部分(両方に不妊症があるの)は2割、と言われています。
でも、やはり男性の不妊症があるという事実は、あまり世間に浸透していません。
僕も、自分が不妊症だと分かるまでは、全く知りませんでした。
卵管通水検査を受けてくれた妻には、全く異常はなく「100点です」と言われました。
そんな妻に対して、医師から「次は旦那さんの番ですが、旦那さんに“検査を受けて”と言えますか?」と言われたそうです。
旦那さんに「精子の検査を受けて」と、なかなか言い辛い夫婦がまだまだ多いので、そういった質問をされたみたいです。
確かに、自分も”男性不妊は4割”という事実を知りませんでしたので、もし「あなたも検査してね」と言われたら、「え!?俺は大丈夫だろ!」と言う男性が居たとしても、不思議ではないのかもしれません。
男性は、妊娠や不妊の事を調べる機会も少ないでしょうし。
でも、そこは「男性不妊も4割居る」という事実を伝えて、旦那さんにも積極的に精子検査を受けてもらうべきだと思います。
そして、夫側の精子の質次第で、卵管の通り道に異常が無いかどうか、卵管通水検査を受けるという順番がベストだと思います。
卵管通水検査を受けた後は6ヶ月くらい、卵管の通りが良くなるというメリットもあるので、もし、先に夫が精子の検査を受けてして異常がなければ、精子検査の後に卵管通水検査を受けるという順番の方が良いですし。
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精子検査は2千円〜1万円くらい
精子の検査は、実費負担です。
実費負担とは、保険外診療(健康保険が効かない)です。
多分、不妊症という診断が付いた後なら、保険が効くんだと思います。
僕も、最初は実費で検査しました。
妻の通うレディースクリニックで受けた精子検査の値段は5,000円でした。
インターネットで調べると、精子検査の値段は2,000円〜10,000円くらいです。
高い所はもっとありますが、最初っからそんなに詳しい検査は要らないと思うので、まずは普通の検査で大丈夫と思います。
普通の検査でも、妊娠のために必要な項目は分かります。
- 精子の数
- 精子の運動率
この、数と運動率が、妊娠のためには大事なので、まずは安めの所で検査してみれば良いと思います。
もし、レディースクリニックとかで検査してもらうのが恥ずかしいと思うのであれば、TENGAから「簡易の精子検査キット」も売られています。
ちなみに、男性不妊の原因はいくつかありますが、約6割は原因不明です。
僕も、精子の運動率が低かったので、総合病院の男性不妊外来で泌尿器科にかかりました。
検査を受けましたが、原因は不明だったので、生活習慣を見直すのと、漢方薬を飲むことになりました。
【関連記事】男性不妊の改善のために気を付ける9つの生活習慣【僕も試しました】 | kasoku009’s雑記ブログ
治療を受けて約1年経ちますが、大きな変化(改善)はありません。
ただ、加齢と共に低下するはずなので、横ばいという事は、維持は出来ているという事になります。
妻側は「100点」と言われているので、妻には申し訳ないですが、体外顕微授精という治療を、夫婦で頑張って受けています。
まとめ
- 卵管通水検査は卵管の通りを診る検査です
- 結構痛いです
- でも卵管通水検査よりも先に男性が精子検査を受けるべきです
- 精子検査は2,000円~10,000円くらいです
- TENGAから簡易の精子検査キットも売られています
- でもちゃんとクリニックや病院で検査を受けるのが良いです
卵管通水検査は痛いです。
精子の質が悪ければ、体外顕微授精が必要となります。
体外顕微授精であれば、卵管の通りが良くても悪くても同じです。
卵管通水検査を受ける前に、夫側が精子の検査を受ける方が先だと考えています。
そして、これが世の中に広まると良いなと思います。
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