借金100万円を1年で完済した3つの方法と1つのコツ
「100万円の借金を作ってしまってどうしたらいいか分からない」
という方に向けた記事です。
もしあなたがサラリーマンのように固定給があれば、その借金は1年で返せます。
自分自身も数年前に約100万円の借金を作ってしまいましたが、1年で完済しました。
ちなみに「マンガ版のバビロン大富豪の教え」の中でも、主人公が借金を抱えた後、コツコツと返済していく様子が描かれているのですが、とても参考になりますし、勇気ももえらます。
借金がある方は、ぜひ読んでみてほしいです。
借金100万円を1年で完済しました
借金100万円は1年で完済することができます。
これは、年収450万円の自分が経験したことを基にした方法なので、当てはまらない場合もあるかもしれません。
ですが、固定的に給料がもらえるサラリーマンの方なら、1年より少し長くかかったとしても、コツコツと返済していけば、100万円の借金なら必ず完済できます。
借金100万円を1年で完済する3つの方法
借金100万円を1年で返すためには、1ヶ月あたり約8万4千円ずつ返済していけば良いです。
ただ、1ヶ月8万4千円を返済に充てるのは、割と大変です。
そこで、ボーナス月だけ少し多めに返済することで、これを解消します。
自分の場合は6月と12月にボーナスが出るため、ボーナス月だけ多めに借金を返済します。
例えば、ボーナス月(6月と12月)だけ、20万円ずつ返済するとします。
すると、100万円-(20万円×2ヶ月)で、残りは60万円となり、
60万円÷12ヶ月=月々5万円の返済で済みます。
そして、月々の返済に関しては、以下の3つの方法を試してみてください。
親に管理してもらう
まず、普通の生活をしていて、100万円の借金を作ることはあり得ません。
つまり、収入に見合っていない支出をしている事が、借金の原因であることは明確です。
僕の場合は、ネットワークビジネスにハマってしまい借金を作りました。
僕のように、特殊な理由でなくても、借金を作る可能性はいくつか存在します。
・新車を買った
・引っ越しをした
・学費や奨学金
・買い物で使ってしまった
・ギャンブルに使ってしまった
「結婚式を挙げた」や「学費や奨学金で利用した」場合は、多少仕方のないことかもしれません。 ですが、「新車を買った」や「引っ越しをした」ことで借金を抱えてしまうのは、自分の生活に見合っていない場合もあるかもしれません。
そして、「買い物に使った」や「ギャンブルに使ってしまった」という場合は、やはりそのお金の使い方や生活自体を見直す必要があります。
借金を作る生活自体に問題がある場合は、まずその生活を見直すためにも、親御さんやご家族にお金を管理してもらうべきです。
借金癖は治る?借金癖がある家族にお困りの方へ
借金癖はあくまで「癖」なので、その行為に罪悪感を感じることはないでしょう。他人や家族に怒られ一時的に罪悪感を持っても、借入時に罪悪感はないことがほとんどです。
逆に、罪悪感があるのに借り入れをやめられない人は、「借金依存症」です。精神的な治療も必要となります。
恥ずかしい事ではありますが、親や家族にでも管理してもらわなければ、借金を返すどころか、借金を作る生活自体を変えられないため、一向に返済などできません。
親御さんやご家族に、正直に「借金がある。頑張って返済したい。」と伝えましょう。
そうすれば、「正直に言ってくれて良かった」「協力するから一緒に頑張ろう」と言ってくれることが大半だと思います。
具体的な方法としては、月々のお給料を、全て親御さんやご家族に渡し、返済する分のお金を引いた中から、お小遣いをもらう形式にします。
社会人であれば、付き合いの飲み会やデートなど、ある程度のお金は必要だと思いますので、支出をゼロにすることは不可能です。
ただし、親御さんやご家族に管理してもらえば「それはなぜ要るの?」「本当に、今のあなたに必要な物なの?」というストッパーが発生し、際限なく使えてしまう状況を回避できます。
そして、借金している身であれば、1年間くらい飲み会を断ったり、付き合いを減らす事は必要です。
使い道ごとで封筒に分ける
親御さんやご家族にお金の管理をしてもらう方法の次に必要なのは「使い道ごとで封筒に分ける」ことです。
封筒などの袋に分けることで、何にいくら必要か分かりやすくなり、使い過ぎを防ぐことができると言われています。
袋分け家計簿は毎月の給料を一括で項目ごとに現金で分けるため、どんな項目にお金を使っているか、次の給料日までにいくら使えるのかが一目瞭然になり、家計管理を意識しやすくなります。
貯金ができない人や借金を作ってしまう人の特徴として「残った分を貯金する」という方法を取っています。
反対に、貯金ができる人は、最初に「貯金する分」を引いておいて「残った分を使う」というお金の使い方をしています。
お金を貯める<計算式>
【お金を貯められない人】
収入-支出=貯金→余った分を貯める
【お金を貯められる人】
収入-貯金=支出→貯金を別の口座に移して残りは好きに使うお金を貯める<計算式>はたったこれだけ!
お金が貯められる人は、「収入-貯金=使える金額」
お金が貯められない人は、「収入-使った金額=貯金」
お金が貯められない人は、先に使ってしまうため、「まだ残っている」と感じて使ってしまい、お金が貯められません。
お給料が出たら、まずは「貯金する分」や「返済分」を分け、そして、残った分から、ケータイ代やガソリン代など、固定費(毎月必ず必要な費用)の分を封筒に分けます。
貯金や返済、固定費を封筒に分けて、残った金額の中で生活するようにしましょう。
実際の僕の分け方は以下の通りでした。
生命保険:20,000円
スマホ代:8,000円
ポケットWi-fi:3,500円
定期券代:12,000円
ガソリン代:5,000円
美容院代:4,000円
お小遣い:20,000円
固定費の合計は122,500円
毎月のお給料は、手取りで23万円程度でしたので、残りの10万円は返済に充てられました。
お小遣い2万円でも、不自由な生活ではありませんでしたし、月1回は飲み会にも参加できました。
(後輩に奢るということは出来ませんでしたが、別に、奢らなくたって、後輩から何か言われるようなことはありません)
使途不明金を無くす
2つ目の方法に近いかもしれませんが、封筒で分けることで、何にお金を使っているかがハッキリします。
すると、これまでのような“どんぶり勘定”でお金を使うことがなくなり、「使途不明金」という物がなくなります。
毎日300円の使途不明金が出ていれば、1週間で2,100円、1か月で8,400円の支出になり、無視できない金額になってきます。
記憶に残らないということは、あまり重要でない支払いであることも多いため、この使途不明金が何かを明らかにすることで、家計改善の糸口が見つかることも多いのです。
この使途不明金を無くすためには、2つ目の方法で紹介した「使い道ごとで封筒に分ける」ことが最適です。
そして、更にお小遣いの中での使途不明金を無くしたい場合は、買った物のレシートを必ずもらうようにして、どこか1カ所に集めておきましょう。
そして、給料日前にその中身を確認して、自分が「いつ」「何に」お金を使ったのかを把握し、「これは不要だったな。来月は辞めよう」と意識づけをしていきましょう。
これまで紹介した3つの方法が難しい場合
これまで紹介した3つの方法が難しい場合、やはり毎月コツコツと返済するしかありません。
最も有効だと思うのは、7:2:1の比率でお金を分ける方法です。
これは、最初にご紹介した「バビロン大富豪の教え」の本の中で紹介されている方法です。
収入の十分の一を貯金に回す
十分の七を生活費に
残った十分の二を絶えず返済に回す
僕は、(途中で車検や自動車税の支払いなどもあったので)結果的には11ヶ月で100万円の借金を完済することができました。
実は、最初から、貯金の仕方などを調べた訳ではなく、恥ずかしい話ですが、親に借金がバレてしまい、「私が管理するから頑張って返そう」と母親に言われ、管理してもらったことで、借金100万円を完済することができました。
なので、上にあげた方法はあくまで「結果論」です。
しかし、逆を言えば、「借金100万円を1年で完済できた」のは、上の3つの方法だったので、今回ご紹介させていただきました。
最後になりますが、借金はコツコツと返済すれば、必ず完済できます。
その努力がいつか身を結びますし、努力していれば、色々な人が応援してくれます。
ぜひ、めげずに、自暴自棄にならずに、諦めることなく、コツコツと返済していきましょう。
最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。
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